ショッピングモールで、声をかけてくる店員さん。
「迷惑だな」って思う側だった自分が、声をかける側に立てるのか。
——その白坂(インターン2年目)が、いまは現場の取りまとめ役を任されている。
入って2週目で初契約。東北の現場で挫折を経験、そして「現場を回す側」の役割を任されるようになった。
景色が、変わっていった話を、そのまま聞きました。
Profile

白坂
インターン生
拓殖大学 商学部国際ビジネス学科 2年。インターン2週目で初成約を掴み、約1年で現場のサブディレクターも任される直近の成績上位ランナー。"動きと思考の往復"を武器に、現場の温度を肌で読みながら成果を出す。
何も上手くいかなかった初稼働

ぶっちゃけ、全然動けなかったんですよ。
ーー動けなかった?
ショッピングモールで、お客さんに声かけるなんて、したことないんで。
緊張してた、というか、心の中のブレーキがかなりあって。
最初って、自分のお客さん側に立ってた感覚が、自分の中にすごい残ってて。
正直、そういうの自分がされるのが苦手だったタイプなので。
ーーそりゃ、声かけにくいよね。
はい。
だから1週目は、何にもできなかったです。
その壁、何で外せたんですか?

いざ営業側に立ってみると、もちろん詐欺とかじゃないし、お客さんにとってメリットになる点をちゃんと伝えてるんだ、って分かって。
1週目と2週目で、気持ちが変わったんですよ。
プロとして、お客さんにいいものを勧めてる。
そう思えるようになって、初めて立てたんですよ、みたいな。
初めて契約してくれたお客様の「お兄さん頑張ってるから、やるよ」

ーー初めて契約をとれたときのことは覚えてますか?
はい。2週目の稼働で取れました。
新卒の若い子で、働きだして自分でケータイ払うようになって、みたいなお客様で。
2週目なんで、商材の知識も全然ない状態でした。
自分が知ってる「ahamo」っていう単語だけで戦いましたね。笑
とにかくがむしゃらでした。
なんで、その人決めてくれたんだと思う?

お客さんが言ってくれたんですけど。
「お兄さん頑張ってるから、やるよ」
ぐらいの感じでした。
ーー商材どうこうっていうより、人として好きになってもらった感じだ。
そうですね。仲良くなってもらったみたいな。
取れた瞬間、頭の中、どうでした?

もう、とにかくすごい嬉しかったです。笑
その時ちょうど忙しい現場で、先輩もあんまり見てない中で、パッと取れちゃって。
「あれ、取れた」みたいな。「あれすげえな」みたいな。
みんなでガッツポーズしました。
東北での挫折

大きな挫折経験はありましたか?
ありました。東北の現場です。
寒い時期で。もう、何件だ……本当に2件とか、そういう世界でした。
恐ろしかったです。
ーーあの時、何考えてた?
当時はそこまで全体の件数を追うとか考えてなかったので、どちらかというと個人件数のほうを気にしてました。
ただ単に自分が取れてないな、現場きついなだけを考えてました。
ーー焦りに近かった?
焦りに近かったです。疲れますよね、心身ともに。
それまで、コンスタントに取れてた時期だったんでしょ。

取れてた時期だったんで、最初の挫折みたいな感じで。
ーーああいう、苦しい現場で取れた1件って、嬉しいよね。
嬉しかったですね。
その現場を経て、何が変わったんですか?

結論、個人の件数より、現場全体の件数を意識するようになった、っていうのが一つ。
今の僕でも難しい案件ってすごいある中で、それを「自分で取り切りたい」って抱え込んで、仮に失敗した時、誰の責任になるのって考えになりました。
現場責任者の責任になるわけじゃないですか。
じゃあ全体の件数って考えた時に、自分はどう立ち回るのか。
難しい案件の時に「先輩にバトンタッチする」とか「先輩に途中から入ってもらう」とか、適切な判断ができるようになった、っていう感じです。
「現場を回す側」の役割から、感じたこと

「ディレクター」って呼べるかは分からないんですけど、先日そういう役割も一部経験しました。
30の人もいたし、40後半の人もいた。年上ばっかりの中で、ポップどこに置いて、休憩どう回して、っていうのを初めて考えながらやった、っていう感じです。
何に気づいた?

プレイヤー目線で見る現場と、現場を回す側の目線で見る現場って、すごい考え方が違うんだな、って。
例えば、本来は休憩この時間に行きたいんだよなって思ってても、ピークタイムに合わせて早めに出されることって、あるじゃないですか。
でも、回す側になって「休憩回します」って考えた時に、「この時間にこの人いてくれないと困るな」「午前中集客少ないから、この時間に合わせて休憩出しとかないとな」って、考えるんですよ。
そうすると、ですね。
自分がプレイヤーの時に不満に思ってたことが、結構、合理的な判断だったんだな。
ーー「まだお腹空いてねーし」みたいな、あるあるあるよね。笑
ありますね。笑
工夫したところ、聞かせてください。

集客が少ない現場だったので、5人が前に出てると圧が出るから、3人にしようとか。2人は呼び込みに回そうとか。
ーー結果は?
前回、僕が同じ現場にいた時は、そこ0件だったんですよ。
でも、僕がやった時は、同じ場所で3件成約が出せました。
今年1年、自分はこう成長したいな、っていうのは?

メインは通信だと思うんですけど。
通信の個人件数で、結果として、トップで居続けたい。
トップセールスで、あり続けたい、っていう。
1週目、何も動けなかった白坂。
2週目、「お兄さん頑張ってるから、やるよ」と言われて、初めて1件を取った。
東北の凍えるような現場で、大きな挫折を味わった。
そして先日、現場を回す側の席に座って、プレイヤーの自分が「不満」だと思っていたものが、「合理的な判断」だと知った。トップセールスで、あり続けたい。
そんな思いを胸に彼は今週末も現場に立っている。



