ADGroupを卒業して、通信ではなく、別業界に進んだ。
配属されたのは、自動車整備会社のメカニック部門。
入社して1ヶ月。最初の提案で——先輩が、目を丸くした。
Profile

矢野
OB
駒澤大学経済学部現代応用経済学科。ADGroupでインターン1年行ったのち、卒業後、総合カーライフ支援会社のメカニック部門へ進む。
今、どんなお仕事をされてるんですか?

自動車整備会社のメカニック部門で、車検や点検に来たお客様に、追加で提案する仕事をやってます。
オイル交換に来た方に、バッテリーとかエアコンフィルターとか、「これも一緒にどうですか」って。アップセルってやつですね。
入社して1ヶ月くらいです。
通信から車への、まあまあの振り幅ですよね。笑
最初の提案、どうでした?

それがですね——ぶっちゃけ、めちゃくちゃスムーズにいけたんですよ。
先輩に「え、なんでできるの?」って言われて。
自分の中では、別に特別なことしてるつもりはなかったんです。
普通にお客様の車に対する熱量を聞いて、普通に「お子さんのためにも、安全のために」って訴求して、普通に小刻みに「ですよね?」「ですよね?」って同意もらいながら、最後に背中を押す。それだけだったんですけど。
終わった後に先輩に「なんでそんなことできるの?」って言われて、初めて「あ、これ自分のスキルなんだ」って気づいた感じです。
成約率って、どれくらい出てるんですか?

先輩たちが大体50〜70%くらいで、自分は90%くらい。
1日に1回断られるか、断られないか、みたいな感じで。
自分でも「会社の中で一番営業力あるんじゃないか」ぐらいの気持ちで、やってます。笑
長期インターンやってた同期、自分以外いなかったんで。それも大きいかもしれないです。
自分の中で、何が起きてたんでしょう?

自分でも、よく分からなかったんですよ。
最初の提案する時、自分で「こうしよう」って意識してなかったんです。
気づいたらヒアリングしてて、気づいたらテストクロージングしてて、気づいたら小刻みにイエス取ってた。
自分は普通にやってるだけだったのに、先輩から見ると「なんでできるの?」になってた。
それが、ADGroupでの1年で、知らないうちに体に入ってたんだなって。
商材は通信から車に変わってるのに、それでも発揮できたんですね。

不思議ですよね。笑
自分の中では、商材が違うっていう感覚があんまりないんです。
通信でも、車でも、お客様の課題を聞いて、解決する提案をして、最後に背中を押す。その「お客様の前に立つ時の自分の姿勢」が、商材を超えて同じだった。
ADGroupで身についたのは、たぶん——スキルじゃなくて、姿勢だったんですよね。
スキルだったら、商材が変わったら使えなくなるはずなんで。でも姿勢は、業界が変わっても消えなかったです。
在籍してた当時、それって自覚してました?

全然してなかったです。
在籍中はむしろ「自分なんてまだまだ」って思ってましたし。
会社の中の同期もすごい、先輩もすごい。「いっぱいいるな、すごい人」って気持ちの方が強かった。
外に出て、別業界の同期と並んで——初めて「あ、自分これ持ってるんだ」って輪郭が立った感じです。
別業界に出たから、見えたっていうか。営業の中にいたら、たぶん一生気づかなかったと思います。
在籍中の自分に、今、声をかけるとしたら?

「そのまま続けろ」って言いたいですね。笑
当時は本当に「自分なんて」って何回も思ってたんですけど。
その1年で、知らず知らず、姿勢が体に入ってた。
当時の自分は気づいてないけど、ちゃんと残るから。心配しなくていいよって、伝えたいです。
通信でも、自動車でも。お客様の前に立つ時の、自分の姿勢は、同じだった。
ADGroupで身についたのは、スキルじゃなくて、姿勢だった。——別業界に出たから、初めて立った輪郭。卒業生にしか言えない景色が、ここにあった。



